香川県では高松市や坂出市などを中心に多くの不動産が取引されていますが、家屋の状態や立地によっては売れ残ってしまうことも少なくありません。

特に山間部にある空き家などは買い手が見つからず、有効活用もできないまま放置されてしまうケースも多いです。

こうした空き家は不動産仲介によって処分することが難しいことから、不動産買取を選ぶことをおすすめします。

この記事では香川県を買取対応エリアとしているおすすめの買取業者を紹介します。

不動産買取のメリットやデメリット、空き家の相談窓口についても解説しますので、香川県で空き家を所有している人は参考にしてください。

香川県の空き家買取業者5選

この章では香川県に本社がある空き家の買取業者を5社、紹介します。

香川不動産買取センター

会社名 香川不動産買取センター
住所 香川県高松市三名町739-9
宅地建物取引業免許 香川県知事(3)第4207号

高松市や坂出市、さぬき市を中心に空き家の買取事業を営んでいる業者で、住宅ローンや残債が残る場合でも金融機関と折衝してくれるという特徴があります。

競売代行や事業再生、破産管財処分、任意売却などのサポートも行っていることから、売主のニーズに幅広く対応できる会社だといえます。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

担当者が女性の方で、対応がとても丁寧で、仕事も正確など誠意ある対応で、安心してお任せすることができました。

また、売却後の税金関係の事も親切に教えて下さり助かりました。

【右記より一部引用:https://share.google/l70YCdLjV1jsws9u5

有限会社大はし住研

会社名 有限会社大はし住研
住所 香川県高松市中新町1-9 大はしビル1階
宅地建物取引業免許 香川県知事免許(5)第3934号

相続診断士が在籍している有限会社大はし住研は遺産分割や代襲相続のトラブルにも対応できることから、これから空き家を相続する予定がある人にもサービスを提供することができます。

香川県で多くの買取実績があることから、安心して任せられる業者です。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

親から相続した不動産の査定をお願いしました。

快く無料で査定をしてくれ、わからない事にもとても親切に答えてくれました。

【右記より一部引用:https://share.google/7bFYwoLXiT1UGzWKi

株式会社植村不動産

会社名 株式会社植村不動産
住所 香川県高松市常磐町2丁目6番地20
宅地建物取引業免許 香川県知事免許(1)第4523号

香川県高松市、丸亀市、さぬき市、坂出市、木田郡三木町、綾歌郡宇多津町、綾川町の買取を積極的に行っている株式会社植村不動産ですが、行政書士を兼任しているという特徴があります。

これにより相続手続きや遺言、許認可や補助金の申請手続きについても相談することができますので、空き家の処分だけでなく相続について困っている人にも向いている業者です。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

相続の相談にとても丁寧に応じていただきました。また何かあったら相談したいと思います。

【右記より一部引用:https://share.google/8mcRVPNzAmhpeUt78

ハウスドゥ高松中央

サービス名 ハウスドゥ高松中央
会社名 株式会社日進堂
住所 香川県高松市瓦町1丁目8-1
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(2)第9468号

2025年11月時点で全国に729店舗のフランチャイズチェーンを展開しているハウスドゥですが、買取事業も積極的に展開しています。

地域密着型で信頼性の高い査定が強みとなっており、AIを活用したスピード査定も可能です。

買取以外にも「買取保証仲介」や「ハウスリースバック」といったサービスも提供していますので、空き家の活用方法で相談したい人におすすめの買取業者といえます。

株式会社サンエステート

会社名 株式会社サンエステート
住所 高松市林町 2217 番地 15 香川産業頭脳化センタービル 312 号室
宅地建物取引業免許 香川県知事(1)第4617号

「気持ちに寄り添う不動産会社」をモットーに丁寧な接客を心掛けている会社で、周囲に知られることなくスピーディーに空き家を処分することを得意としています。

また、土地活用のアドバイスも受けられますので、有効活用する方法と合わせて検討したい人におすすめです。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

これまで2度お世話になりました。

謙虚に、そして誠実かつ丁寧に対応していただきました。

【右記より一部引用:https://share.google/l9CIy3dqRgwQ0rbtb

香川県に対応している空き家買取業社5選

香川県では買取の需要が多いことから、県外に本社があっても対応エリアに含めている買取業者もあります。

この章では香川県で買取サービスを展開している県外の買取業者を5社、紹介します。

空き家パス

サービス名 空き家パス
会社名 株式会社ウィントランス
住所 東京都渋谷区代々木一丁目53番4号 田尻ビル3F
宅地建物取引業免許 東京都知事(2)第102329号

空き家パスは全国対応ですので香川県のどこに空き家があっても買取可能で、電話やメール、LINEなど様々な問い合わせ方法で受け付けているという特徴があります。

また全国で買取実績があるため空き家買取のノウハウを多く保有しており、訳あり物件や事故物件、再建築不可といった他社では対応できない物件の買取実績もあります。

これ以外にも現地査定時に売主が立会う必要もないという点も評価されており、2025年11月時点のGoogleレビューでは4.9という口コミ結果になっています。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

何社か仲介を依頼したものの、一向に買い手が見つからず、買取も拒否された物件だったので、ダメ元でのお願いとなりましたが、これまでが何だったのかと思うぐらいスムーズに買取いただき、移転登記まで完了することができました。

【右記より一部引用:https://maps.app.goo.gl/ZeHLgjujCdYPpFfg8

空き家買取くん

サービス名 空き家買取くん
会社名 株式会社WISH
住所 東京都中央区日本橋堀留町1丁目4番2号 日本橋ノーススクエア9F
宅地建物取引業免許 東京都知事(2)第102145号

株式会社WISHが運営する空き家買取くんはどのような物件でも査定に応じてくれるというサービスがあり、顧客満足度も93%と非常に高い評価となっています。

さらに相続登記前でも買取可能となっているため、使い道のない空き家を相続することが判明している人におすすめの業者です。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

遠い地方の物件にもかかわらず直ぐに現地に来てくれて、説明や対応等もとても良く信頼出来る方だと思いWISHさんに売却する事にしました。連絡してから引き渡しまで1ヶ月程で完了しました。とても早く問題なく売却出来て本当に感謝してます。

【右記より一部引用:https://share.google/WmKWNJbBydK2U8R5q

訳あり物件買取プロ

サービス名 訳あり物件買取プロ
会社名 株式会社AlbaLink
住所 東京都江東区木場二丁目17番16号BESIDE KIBA3階
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1)第10112号

株式会社AlbaLinkは全国展開している大手不動産買取会社であり、年間5000件を超える相談実績があります。

事故物件や再建築不可物件など仲介では売却できない物件でも積極的に買い取っており、最短12時間で査定額を回答してくれるという点も魅力です。

弁護士や司法書士などの士業とも提携していますので、売却にかかわる対応を全て任せられるという強みがあります。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

売却は無理だろうと考えていたので、本当に驚いております。

【右記より一部引用:お客様の声

事故・訳あり物件買取センター

サービス名 事故・訳あり物件買取センター
会社名 株式会社雅家
住所 東京都台東区上野3丁目28-7 上野3丁目ビル5F
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1)第9946号

株式会社雅家が運営する事故物件売却サポートセンターには「年間相談実績3000件超」「累計買取件数4000件超」「お客様満足度96.2%」といった特徴があります。

HPでは利用した売主から多くのコメントが掲載されており、高評価の内容も少なくありません。

また、司法書士や土地家屋調査士だけでなく、弁護士や税理士とも提携しており多方面の相談に対応することができます。

無料査定は24時間365日受け付けていますので、気軽に相談できるという点も魅力だといえます。

HPには次のような口コミが掲載されていました。

今回はえらいお世話になったね。

親身になって聞いてくれてありがとう。

こっちの都合ばっかりで大変やったやろうけど、色々と走ってくれてほんまにご苦労さんでした。

【右記より一部引用:お客様の声

空き家COW

サービス名 空き家COW
会社名 株式会社リノバ
住所 東京都世田谷区三軒茶屋1丁目32番18号シティドエル三軒茶屋205
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1) 第10509号

空き家COWを運営する株式会社リノバはデザイン性の高いリノベーションを得意としており、再販事業に力を入れている会社です。

そのため他社では難しい工事も実施することができ、その結果買取価格も高くなりやすいという特徴があります。

再建築不可や共有持分のみも買い取っており、香川県も対応可能なエリアとなっています。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

売却しようと考えていた空家物件があったのですが、なかなか売却できず困っていたところリノバさんからお話をいただきご購入いただけることとなりました。

【右記より一部引用:https://share.google/uGoaHKLFyKRF3AwIY

空き家を買取で売却するメリット5選

不動産買取には空き家の処分に向いているメリットが多くあります。

そのため香川県では多くの不動産買取業者が積極的に空き家を買い取っています。

この章では空き家を買取で売却するメリットについて、解説します。

解体や不用品の撤去をせずそのまま売却できる

不動産仲介では売主の希望条件で販売することができますが、買い手から建物の解体や家屋内の不用品撤去といった要求を受けることがあります。

このような要求は契約を成立するために受け入れなければならないケースも多く、売主の費用負担が増えてしまう原因になります。

その点不動産買取は解体も不用品撤去も必要なく、現況のまま引き渡しすることができます。

さらに仲介手数料も不要のため、売却にかかる諸費用を大きく減らすことができるという点がメリットです。

訳あり物件でも買い取ってもらえる

過去に火災や事件などが発生した不動産は「事故物件」と呼ばれており、仲介では売却が難しいとされています。

これ以外にも間口が2mに満たない「再建築不可物件」なども販売が長期化しやすく、売却できないことが悩みになっている売主も多いです。

不動産買取はこのような訳あり物件であっても業者によっては積極的に買い取ってくれることから、売りにくい物件は買取を優先的に検討するのがおすすめといえます。

契約不適合責任がない

不動産取引の目的を達成できない状態を「契約不適合」と呼び、仲介の場合は売主に引き渡しから一定期間契約不適合責任が設定されるのが一般的です。

この期間中に雨漏りやシロアリ被害が発生した場合、売主の責任と負担によって建物の修繕などを行わなければなりません。

そのため築年数の古い不動産を仲介によって処分することは売主にとって大きなリスクといえますが、買取であれば契約不適合責任を免責にすることができます。

なぜなら買取業者は買い取った不動産をリフォームするからであり、雨漏りやシロアリ被害があっても修繕できるからです。

このように空き家の処分に関するリスクを下げられるのが、買取のメリットといえます。

固定資産税や維持管理費の負担から解放される

固定資産税や都市計画税は1月1日時点の所有者に対して5月ごろ課税され、不動産を所有している間支払い続けることになります。

つまり空き家を有効活用しなければトータルコストは増え続けることになり、所有者の大きな負担になってしまいます。

このことからも活用する予定のない空き家はなるべく早く処分し、税金の負担から解放されることがポイントです。

特定空家に指定されるリスクから解放される

平成27年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され、自治体は特定空家の所有者に対して管理の是正や指導を行えるようになりました。

特定空家は倒壊の恐れがある空き家のことで、所有者が従わない場合、固定資産税の税制優遇撤廃や行政代執行による解体といった措置を講じられます。

つまり、空き家を放置しておくことで大きな損失を被る可能性があるといえ、空き家の所有者は適切に管理するか売却するのかを早急に決める必要があるといえます。

【参考サイト:空家法とは

空き家を買取で売却するデメリット

不動産買取は空き家の売却と相性が良く多くの所有者が買取を選択していますが、仲介にはないデメリットもありますので注意が必要です。

この章では空き家を買取で売却するデメリットについて解説しますので、前述したメリットと合わせてチェックしてください。

仲介に比べると買取価格が安くなりやすい

不動産買取は買取業者が不動産を買い取った後、再販売するという仕組みです。

買取業者は再販売によって利益を得ることになりますが、再販売価格は仲介の相場付近に設定されることが多いです。

つまり、不動産の買取額は仲介の相場よりも安くなりやすく、大きなデメリットといえます。

売却することで得た利益の使い道が決まっている所有者は、どのくらいの額が手元に残るのかをチェックする必要があります。

対応している不動産会社を見つけるのが難しい

不動産を買い取って再販売し利益を得るためには豊富な知識と経験が必要となり、全ての不動産会社が対応できるわけではありません。

市場の知識が不十分な不動産会社に買取を依頼してしまうと極端に安い買取額になったり不利な条件で契約が成立することもあり、注意点といえます。

そのため買取の場合はなるべく多くの買取業者にコンタクトを取り、信頼できる業者を選ぶ手間が発生してしまう点がデメリットです。

香川県の空き家相談窓口

この章では香川県の空き家相談窓口を紹介します。

香川県宅地建物取引業協会

香川県では香川県宅地建物取引業協会と全国宅地建物取引業保証協会香川本部が共同で空き家相談窓口を設置しており、空き家関連であればどなたでも相談することができます。

高松会場と丸亀会場があり、高松会場は毎週金曜日、丸亀会場は毎月1・3金曜日に受け付けています。

どちらも午後1時~午後3時30分まで空いていますが受付時間は15時までとなっていますので、注意が必要です。

【参考サイト:香川県宅地建物取引業協会

香川県空き家ポータルサイト

空き家の現状や活用方法、処分方法、放置するリスクについて情報公開しているサイトで、これから空き家の取扱いについて考えたい人に向いています。

各相談窓口についても紹介されていますので、空き家の基礎知識を習得したい人におすすめです。

【参考サイト:香川県空き家ポータル

一般社団法人 香川県空き家対策連合会

「空き家が減れば街は変わる」をスローガンに空き家所有者への啓発や活用支援、行政や専門家との連携による包括的な対策に力を入れている組織です。

不定期に空き家セミナーを開催していますが、HPから直接相談することも可能です。

【参考サイト:一般社団法人香川県空き家対策連合会

まとめ

香川県では年々空き家が増加しており、全国の平均よりも空き家率は高くなっています。

そのため各自治体は補助金制度を公開するなど空き家対策に力を入れているのが現状ですが、活用する予定がないのであれば早急に空き家を処分してしまい、管理の工数や費用負担から解放されることをおすすめします。

香川県では空き家買取の専門業者が多くサービス提供していることから、まずは複数の業者に買取額の見積もりを依頼し、なるべく早く信頼できる業者を見つけることが重要だといえます。

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