匿名でも不動産の価格査定ができるサイトをまとめました

不動産を売る気がなくても「仮に売るとしたらいくらくらないのか?」「どのくらいの資産価値があるのか」と気になる人は多いのではないでしょうか?
そんなときに個人情報を入力して一括査定サイトを利用するのは少しハードルが高いですよね。

「そもそも売るかどうかを迷っているから価格を参考に判断したい」 という考えを持っている方も多いと思います。

この記事では、そんな方のために匿名で査定できるサイトをまとめています。
また、効果的な使い方も合わせて紹介していきたいと思います。

 

不動産売却のトリセツでも匿名で今すぐ査定できるサービスをリリースしました。

個人情報不要で今すぐ利用できますので不動産の査定をしてみてください。

匿名で不動産査定ができるwebサイト

LIFULL HOME’Sの匿名査定

株式会社LIFULLの匿名不動産査定サービス

言わずと知れた大手のサイトですね。

ところで、LIFULL HOME’S(株式会社LIFULL)は不動産会社ではなく、webサービスの会社です。
みなさんご存知の不動産ポータルサイト「HOME’S」を運営している会社ですね。

株式会社LIFULLの匿名不動産査定サービス

 

物件情報をフォームから入力すれば、専用ページが作成される仕組みになっていて、その専用ページから物件の概算価格を知ることができるようになっています。

株式会社LIFULLが不動産会社と物件所有者の間に入っているので、匿名でも不動産の査定ができるということですね。

株式会社LIFULLの匿名不動産査定サービス – 顧客専用ページサンプル

物件の情報入力は一通り必要

これは不動産売却査定をするにあたって共通のことですが、匿名査定とはいってもやはり物件情報は一通り入力する必要があります。

株式会社LIFULLの匿名不動産査定サービス

 

電話番号は不要でも登録は必要

匿名の不動産査定サイトは、電話番号などを入力する必要はありませんので、「売却を考えているけれど、電話営業は受けたくない」という方へおすすめのサイトです。

匿名査定とはいっても、不動産情報を送ったり、査定価格を確認する連絡手段として、個人情報はある程度必要になります。

注意すべきは、FacebookやGoogleなどのIDなどを利用して登録が必要になりますので、匿名で査定はできますが完全に個人情報がいらないというわけではありません。

推定価格が分かるサイト

匿名の査定とは若干異なりますが、過去のデータなどから推定価格が分かるサイトもいくつかありますので紹介していきます。

国土交通省の土地総合情報システム

国土交通省 土地総合情報システム

 

国土交通省が管轄している不動産価格のデータベースでで、不動産を購入した人へのアンケートによるデータを蓄積しています。

使い方の詳細はこちらの記事でも紹介しているのでよければご覧ください。

 

【図解】自分でマンションの価格相場を調べたいときの調べ方

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具体的な物件名までは特定できない

土地情報総合システムの使用画面

 

土地総合情報では、登録不要ですぐに確認はできるものの、例えばマンションの名前などは表示されません。

戸建や土地でも、番地などの細かい情報までは分かりません。

そのため、地域のざっくりとした相場が分かる程度にとどまります。

検索結果画面の例

 

このような形で検索結果が表示されますが、金額もざっくりとした表示になります。

HowMa

匿名でも不動産価格が分かるHowMa

 

こちらも査定ではありませんが、ざっくりとした価格が分かります。

先ほどの土地情報総合システムなどのデータを蓄積して分析しているようです。

HowMaの自動査定は、ご登録いただいた家の情報を元にAI(人工知能)が自動で家の資産価値を査定する機能です。
従来の人手による査定とは異なり、誰にも知られずに自宅の資産価値を把握することが可能になりました。

引用元:HowMaサイトより

 

HowMaの仕組みは?

匿名でも不動産価格が分かるHowMa

こちらも他のサイトと同様に物件情報の入力が必要です。

また、それだけでは物件価格の情報は表示されず、メールアドレスなどを入力して登録が必要になります。

一括査定サイトなどと違う点は、サイト上に物件価格の概算が表示されることです。

ホームズの匿名査定と異なる点は、ホームズが不動産会社が概算価格を出す仕組みになっていて、HowMaは機械による自動計算という点です。

実際にどのようなロジックで価格算出をしているのかは不明ですが、土地情報総合システムを簡易的に利用できる、というイメージに近いのかもしれません。

ただ、実際の不動産の取引事例が記録されているREINSは宅建業者しか閲覧できず、HowMaの運営会社である株式会社コラビットは宅建業免許は取得していないようですので、具体的な不動産取引はデータに使用していないのではと考えられます。

IESHIL

株式会社リブセンス運営のIESHIL

 

こちらは株式会社リブセンスが運営しているwebサービスです。

査定サイトではありませんが、売買の想定価格帯を知ることができます。

匿名利用できるがざっくりとした価格

IESHILの画面

 

こちらの画面のように、物件を選択すると推定の取引価格帯を知ることができます。

ただし一都三県のマンション限定

IESHILの物件選択画面

 

イエシルは一都三県のマンションのみの対応になります。

調べたい物件が該当している場合は、登録不要で価格帯を知ることができるのでオススメです。

 

まとめ

不動産はたとえ同じマンションであっても、間取りや階数、バルコニーの向きなどで価格がかなり変わります。

物件によって価格が前後するので、細かく査定するにはやはり頼れる不動産業者に相談することがいいでしょう。

まずは今回紹介したようなサービスで価格帯を知って、その先に進めたいと思ったら不動産業者に相談をすることをおすすめします。