甲信越地方では最も人口の多い新潟県では不動産投資家が積極的に収益物件を購入していることから、築年数の古い戸建てやマンションであっても売却しやすいという特徴があります。
しかし状態の良くない空き家や管理されていない空き地は仲介で買い手を見つけることが難しく、販売が長期化してしまうことも少なくありません。
そのため空き家の売却には不動産買取を選ぶのが効果的ですが、新潟県を買取の対応エリアとしている不動産会社は多く、どの業者に依頼すべきか迷ってしまう売主もいます。
この記事では新潟県を対応可能エリアとしているおすすめの不動産会社を紹介します。
これから不動産売却を予定している人は、参考にしてください。
新潟県の空き家買取業者5選
この章では新潟県に本社がある空き家の買取業者を5社、紹介します。
株式会社協和住建
会社名 | 株式会社協和住建 |
住所 | 新潟県新潟市東区紫竹5丁目14番13号協和ビル2F |
宅地建物取引業免許 | 新潟県知事免許(4)第4762号 |
共和住建は新潟県全域で25年以上の買取実績があり、土地や建物だけでなくアパート1棟の買取事例もあります。
買取のノウハウが多いことから高い買取査定額を期待できる可能性があり、候補に加えておくことをおすすめします。
また、Googleの口コミは4.9と非常に高く、多くの顧客に支持されている会社です。
Googleでは次のような口コミが掲載されていました。
なるべく早く高く買い取ってくれる不動産会社を探していたのですが、その数社の中でも買取価格が他社より高く、室内はそのままでも買い取ってくれると言うので即決しました。
【一部引用:https://g.co/kgs/jJmh2mj】
新潟県不動産買取センター
サービス名 | 新潟県不動産買取センター |
会社名 | 株式会社ニュータウンエステート |
住所 | 新潟市東区古湊町1番17号 ニュータウンビル 2F |
宅地建物取引業免許 | 新潟県知事免許(2)第5115号 |
新潟県不動産買取センターでは買取だけでなく買取保証サービスも実施しており、高値売却できるチャンスを残したまま確実に空き家を処分したい人におすすめの売却方法です。
仲介の査定もHP上で簡単に行えますので、気軽に依頼できるというメリットがあります。
Googleの口コミも4.3と高評価であることから、信頼できる会社だといえます。
Googleでは次のような口コミが掲載されていました。
相続した家を買い取ってもらいました。営業の方が親身に相談に乗ってくれてレスポンスも早くとても安心感がありました!
【一部引用:https://g.co/kgs/UhXFQHc】
日生不動産販売株式会社
会社名 | 日生不動産販売株式会社 |
住所 | 新潟県新潟市中央区上近江4丁目1番3号 日生不動産本社ビル |
宅地建物取引業免許 | 新潟県知事免許(4)第4908号 |
宅地分譲事業を得意とする日生不動産販売株式会社は土地の買取に強みがあり、新潟県を中心に多くの土地買取実績があります。
また分譲地以外にもマンション開発も手がけており、土地面積の大きい変形地であっても高値で買い取ってもらえる可能性があります。
JR新潟駅から南へ徒歩約9分の場所に本社がありますので、立地が良く、気軽に立ち寄って相談できる環境にあります。
新潟土地建物販売センター株式会社
会社名 | 新潟土地建物販売センター株式会社 |
住所 | 新潟市中央区女池2丁目2番25 |
宅地建物取引業免許 | 新潟県知事(3)第5151号 |
新潟土地建物販売センター株式会社のHPでは「仲介」と「買取」の違いが分かりやすく記載されており、不動産売却が初めての方でも理解できるような工夫がされています。
Googleの口コミは2025年7月時点で235件と非常に多いにもかかわらず、4.8の評価となっており、顧客に対して丁寧な対応を心がけている会社ということが分かります。
Googleでは次のような口コミが掲載されていました。
「わからないことがあったらいつでもきいてください」と親切丁寧に対応してくださいました。
【一部引用:https://g.co/kgs/2QDuTBT】
株式会社和興不動産
会社名 | 株式会社和興不動産 |
住所 | 新潟県長岡市旭町2丁目3番地1 |
宅地建物取引業免許 | 新潟県知事免許(16)第387号 |
創業60年、売却実績1000件という特徴は長年新潟県で不動産事業を展開している和興不動産ならではといえ、豊富な経験と実績に基づいた買取査定の提案を受けることができます。
売主が女性で一人暮らしの場合は女性スタッフが電話やメール対応するなど、きめ細かなサービスも人気の理由です。
HPではスタッフ紹介ページがありますので、査定を依頼する前にチェックすることをおすすめします。
新潟県に対応している空き家買取業社5選
新潟県では買取の需要が多いことから、県外に本社があっても対応エリアにしている買取業者もあります。
この章では新潟県で買取サービスを展開している県外の買取業者を5社、紹介します。
空き家パス
サービス名 | 空き家パス |
会社名 | 株式会社ウィントランス |
住所 | 東京都渋谷区代々木一丁目53番4号 田尻ビル3F |
宅地建物取引業免許 | 東京都知事(2)第102329号 |
空き家パスは全国対応ですので新潟県のどこに空き家があっても買取可能となっており、電話やメール、LINEなど様々な問い合わせ方法で受け付けているという特徴があります。
また全国で買取実績があるため空き家買取のノウハウを多く保有しており、訳あり物件や事故物件、再建築不可といった他の買取業者では買取不可だった物件も買取してくれることもあります。
これ以外にも現地査定時に売主が立会う必要もないという点も評価されており、2025年7月時点のGoogleレビューでは4.9という口コミ結果になっています。
Googleには次のような口コミが掲載されていました。
実家は旗竿地に建っている再建築不可物件になり、地元の不動産では2社断られてしまいました。今ある空き地に家などが建ってしまうと、車の出し入れができなくなり、手作業での解体で数百万の出費になるところでした。
家は古く、亡くなった母の重たい婚礼ダンスや、私と弟の学習机など重たい家具もあり、全部投げたしたくて途方に暮れていましたが、空き家パスさんにダメ元で相談したところ、残機物処理費用をお支払いする形で手放すことができました。庭木の伐採や祖父の何が入っているかよく分からない謎の倉庫の片付けもせずに済み、気持ちがとても楽になりました。
【一部引用:https://g.co/kgs/2c5kcz3】
空き家COW
サービス名 | 空き家COW |
会社名 | 株式会社リノバ |
住所 | 東京都世田谷区三軒茶屋1丁目32番18号シティドエル三軒茶屋205 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(1) 第10509号 |
空き家COWを運営する株式会社リノバはデザイン性の高いリノベーションを得意としており、再販売事業に力を入れている会社です。
そのため他社では難しい工事も実施することができ、その結果買取価格も高くなりやすいという特徴があります。
再建築不可や共有持分のみの買取も行っており、新潟県も対応エリアとなっています。
HPでは次のような口コミが掲載されていました。
他の会社では断られたが、すぐに買い取ってもらえた。
【引用:お客様の声】
新潟県不動産買取センター
サービス名 | 新潟県不動産買取センター |
会社名 | 株式会社リアルト・ハーツ |
住所 | 東京都目黒区中目黒3丁目3番2号EGビル3階 |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(4)第7231号 |
全国で買取事業を展開している株式会社リアルト・ハーツは、新潟県でも多くの買取実績があります。
新潟県では18年間買取事業を展開しており、地域密着型企業として多くの売主に支持されています。
最短20日で現金化可能というスピード対応も人気の理由の一つです。
HPでは次のような口コミが掲載されていました。
売却後のお金の流れが明確で資金計画が立てやすく、次の住み替え先が決めやすかった。
【一部引用:リアルト・ハーツの物件買取について】
ワケガイ
サービス名 | ワケガイ |
会社名 | 株式会社ネクスウィル |
住所 | 東京都港区新橋5-10-5PMO新橋Ⅱ10F |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(1)第10481号 |
日本ナンバーワン調査によるとワケガイは2023年12月に実施したアンケートで「買取価格満足度」「スタッフ対応満足度」「安心・信頼できる満足度」が1位となり、多くの売主に評価されていることが分かります。
またGoogleの口コミ評価も2025年6月時点で4.7と高く信頼できることから、売りにくい物件でも安心して任せることができる買取業者といえます。
物件がゴミ屋敷のような状態でも残置物を片付けることなく最短で無料査定してくれるという点も、魅力の一つです。
HPには次のような口コミが掲載されていました。
ゴミ屋敷となっていた空き家。現況そのままで買取をしていただくことができました。ゴミの撤去でもお金がかかるところ、200万円も買取金額をつけていただき、とても満足しています。
【一部引用:お客様の声】
アキサポ
サービス名 | アキサポ |
会社名 | 株式会社ジェクトワン |
住所 | 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号渋谷アクシュ21F |
宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(1)第10160号 |
テレビ東京の「ガイアの夜明け」など様々なテレビ番組で紹介されているアキアポはHP上で買取事例をチェックすることができ、査定をしなくてもどのくらいの買取金額になるのか確認できるケースもあります。
Googleの口コミは2025年7月時点で10件と少ないですが総合評価は3.2となっており、満足している売主が多いことが分かります。
様々なセミナーを開催しているようですので、これから不動産売却を予定していて情報収集したい人でも利用できるサービスです。
Googleでは次のような口コミが掲載されていました。
遠方にある田舎の古い家の維持や処分について、長い間悩み続けていました。費用は多少かかりましたが、想定の範囲内で、長年の悩みが解消され、本当に感謝しています。
【一部引用:https://g.co/kgs/gN5bKw8】
空き家を買取で売却するメリット5選
空き家は家屋の状態や土地の形状によっては仲介で売却できないこともありますが、買取であれば可能です。
そのため迅速に不動産を処分したい人には買取が選ばれる傾向にあります。
この章では空き家を買取で売却するメリットについて、解説します。
解体や不用品の撤去をせずそのまま売却できる
仲介では家屋の資産価値がないと土地として売却することになり、その場合売主の費用負担で家屋を解体するケースも多いです。
解体費用は建物面積だけでなく不要品の量も影響することから、ゴミ屋敷のような状態だと処分費用が高額になってしまいます。
その点、買取は家屋を解体する必要がなく不用品回収も必要ありませんので、諸費用を安くできるというメリットがあります。
訳あり物件でも買い取ってもらえる
事故物件や再建築ができない物件などは資産価値を維持しにくく、さらに住宅ローンの融資を受けられない可能性もあります。
こうした訳あり物件は仲介業者によっては販売を断られることもあり、放置されてしまう物件も多いですが、買取業者であれば買取が可能となることもあります。
なぜなら買取業者は買取した物件にリフォームやリノベーションを実施することで資産価値を増やし、再販売するからです。
そのため売却が難しい物件ほど不動産買取が向いていることが分かります。
契約不適合責任がない
仲介による不動産売買では売主に対して契約不適合責任が設定されるケースが多く、決済後の大きなリスクとなります。
契約不適合責任とは雨漏りやシロアリ被害に対して売主に対応を求める責任のことで、所有権が移転した後でも費用を負担しなければなりません。
一方、買取は業者が自ら修繕して再販売するため契約不適合責任を免責にすることができ、安心して契約を進めることができるというメリットがあります。
固定資産税や維持管理費の負担から解放される
不動産の所有者は固定資産税や都市計画税、マンションであれば管理修繕費といったランニングコストを負担し続けなければなりませんが、不動産を有効活用せず放置している場合は負担になってしまいます。
こうした費用は販売中であっても負担することになりますので、なるべく早く売却した方が支払いの総額は少なくなります。
不動産買取は査定を依頼してから早ければ数日で現金化することができますので、ランニングコストから解放されたい人におすすめの売却方法です。
特定空家に指定されるリスクから解放される
倒壊のおそれ等がある空き家は自治体から特定空家に認定されることがあり、認定されると家屋の強制解体や固定資産税の税制優遇撤廃が撤廃される可能性もあります
このことからも管理されていない空き家は所有しているだけでリスクを抱えることになりますので、なるべく早く処分することをおすすめします。
【参考サイト:空家法とは】
空き家を買取で売却するデメリット
空き家を買取で売却することには多くのメリットがありますが、デメリットもありますので注意が必要です。
この章で詳しく解説しますので、前述したメリットと合わせて確認してください。
仲介に比べると買取価格が安くなりやすい
仲介の査定を依頼した場合、不動産会社からは相場に近い価格で査定額が提示されますが、買取の場合は相場よりも安い売却価格で提示されるケースが多いです。
なぜなら買取業者は買取した後に物件を再販売しますが、再販売価格は仲介の相場付近で価格設定されるからです。
つまり、買取は仲介よりも手残り額が少なくなることになりますので、大きなデメリットといえます。
対応している不動産会社を見つけるのが難しい
不動産買取事業は買取した不動産を再販し、利益を得るという仕組みです。
そのため再販売できるかどうかが重要なポイントといえ、豊富な知識と経験が必須の事業であることから全ての不動産会社が対応できるわけではありません。
買取に不慣れな会社に依頼してしまうと極端に安い買取価格が提示されることもありますので、業者選びに時間がかかるという注意点があります。
買取業者は買取実績数だけでなく、対応しているエリアもチェックしなければなりません。
このように業者のHPや口コミを確認する手間がかかるという点が、買取のデメリットです。
新潟県の空き家相談窓口
この章では新潟県の空き家相談窓口を紹介します。
市区町村の相談窓口
自治体では空き家対策として専用の相談窓口を設けており、無料で利用することができます。
地域によっては提携している司法書士事務所や不動産会社を紹介してくれますので、まずは最寄りの自治体に相談することをおすすめします。
専門家の相談窓口
不動産会社や司法書士事務所、弁護士事務所では不動産の処分だけでなく手続きの詳細や税金の支払いタイミングについてもアドバイスを受けることができます。
そのため空き家の売却の売却を検討する段階で相談すべき窓口といえます。
一般社団法人 全国空き家相談士協会
全国空き家相談士協会は全国に支部があり、新潟県でも空き家に特化した相談窓口を設けています。
無料で利用できるサービスもありますので、多くの空き家所有者が利用しています。
【参考サイト:一般社団法人全国空き家相談士協会 新潟支部】
新潟市空き家空地対策協議会
新潟市に住んでいて空き家の解体を検討している人が利用できるサービスで、空き家解体の補助金制度などについてアドバイスを受けることができます。
インターネットから相談会の申し込みができますので、興味がある人は早めに申し込むことをおすすめします。
【参考サイト:空き家問題解決|新潟市空き家空地対策協議会】
まとめ
空き家を放置していると様々なリスクを抱えることになりますので、なるべく早く処分するのがポイントです。
ただし、仲介では不動産によって売却できないこともありますので、買取がおすすめです。
新潟県では多くの買取業者がサービス展開しており、強みや特徴が異なります。
納得したうえで空き家を処分するためには安心して任せられる業者に買取を依頼する必要があり、そのためにも各社の実績や対応エリアなどをしっかり確認することが大切です。
その他のエリアのおすすめ空き家買取業者はこちら
東京都の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
埼玉県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
茨城県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
千葉県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
神奈川県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
栃木県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
山梨県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
長野県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
新潟県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介
群馬県の空き家買取業者を比較!空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介