静岡県の空き家買取業者を比較！空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介

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不動産を売却する場合、仲介業者に販売を委託して買い手を探してもらう方法が一般的ですが、築年数の古い戸建てやマンション、空き家や空き地などは売れ残ってしまうことがあります。

不動産は所有している間固定資産税や都市計画税を支払い続けることになり、維持管理の手間もかかります。

そのため、少しでも早く売却したい売主には不動産買取がおすすめです。

この記事では静岡県を対応可能エリアとしている空き家買取業者を紹介します。

買取のメリットやデメリット、静岡県で空き家の相談を受け付けている窓口についても解説しますので、放置している空き家や空き地が悩みになっている人は参考にしてください。

静岡県の空き家買取業者5選

この章では静岡県に本社がある空き家の買取業者を5社、紹介します。

あららぎ不動産株式会社

会社名	あららぎ不動産株式会社
住所	静岡県浜松市中央区芳川町110番地
宅地建物取引業免許	静岡県知事 (4) 第13149号

浜松市、磐田市、掛川市、袋井市で買取実績のあるあららぎ不動産はGoogleの口コミが370件と非常に多く、4.6と高い評価となっています。

浜松市を拠点に35年間買取事業を展開していることから地域住民からの信頼が高く、安心して任せられるという特徴があります。

そのため静岡県で空き家の処分を考える場合は、買取候補としてピックアップしておくことをおすすめします。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

担当者の説明が丁寧なだけでなく、こちらのスピード感に合わせて進めていただけましたので、安心して商談することができました。

【一部引用：https://share.google/j5c9E7BL98GmeJ6D7】

株式会社ホームプラザ大東

会社名	株式会社ホームプラザ大東
住所	静岡県藤枝市大東町 905-1
宅地建物取引業免許	静岡県知事許可番号(9)6736

リフォームやリノベーションに強みがある株式会社ホームプラザ大東は再販売価格を高く設定できることから、買取価格も高値になる可能性が高いといえます。

HPでは多くのリノベーション物件が公開されており、施工力の高さを確認することができます。

なお、他の不動産会社と違って祝日が休みとなっていますので、問い合わせる際には注意が必要です。

株式会社DECO DESIGN

会社名	株式会社DECO DESIGN
住所	静岡県静岡市駿河区谷田33-8 2F
宅地建物取引業免許	宅地建物取引業　静岡県知事免許（1）第14685号

他社で買取不可となった物件や仲介で販売が長引いている物件でも積極的に買取し、リノベーションして再販売している会社です。

査定から契約、決済までスピーディーに進められることから、すぐに現金化したい人に向いている買取業者といえます。

また、買取以外にも相続についても相談を受け付けているようですので、将来空き家を相続するケースに備えて問い合わせる人も多いようです。

しずなび株式会社

会社名	しずなび株式会社
住所	静岡県浜松市中央区砂山町325-20(水谷ビル3F)
宅地建物取引業免許	静岡県知事(8)第10306号

2012年から2024年までで査定件数55,000件以上、仲介件数13,000件以上、売主満足度96%という実績があり、静岡県で人気の不動産会社です。

HPから簡単に査定を依頼することができ、空き家の処分が具体化していなくても査定額を把握することができます。

静岡県に8店舗ありますので、気軽に相談できるという点も魅力です。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

初対面の日から売却終了まで常に速やかに対応してくださいました。

【一部引用：お客様の声】

不動産買取売却センター静岡

会社名	不動産買取売却センター静岡
住所	静岡県静岡市葵区本通西町33-2
宅地建物取引業免許	静岡県知事(2)14002号

不動産買取売却センター静岡は静岡市で25年以上、買取事業を展開している会社です。

買取の査定をするだけでなく、相続登記・相続税・贈与・家族信託・競売・債務整理など不動産売買に関連する全ての業務をワンストップで依頼することができるのが、大きな強みとなっています。

HPではこれまで買取した物件の一部が公開されていますので、依頼する際の参考にしてください。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

早急に売却したくて困っていたところ非常に迅速で確実な対応して頂きました。。

【一部引用：https://share.google/nl39YjUakcgo9mj7V】

静岡県に対応している空き家買取業社5選

静岡県では買取の需要が多いことから、県外に本社があっても対応エリアに含めている買取業者もあります。

この章では静岡県で買取サービスを展開している県外の買取業者を5社、紹介します。

空き家パス

サービス名	空き家パス
会社名	株式会社ウィントランス
住所	東京都渋谷区代々木一丁目53番4号田尻ビル3F
宅地建物取引業免許	東京都知事(2)第102329号

空き家パスは全国対応ですので静岡県のどこに空き家があっても買取可能で、電話やメール、LINEなど様々な問い合わせ方法で受け付けているという特徴があります。

また全国で買取実績があるため空き家買取のノウハウを多く保有しており、訳あり物件や事故物件、再建築不可といった他社では対応できない物件の買取実績もあります。

これ以外にも現地査定時に売主が立会う必要もないという点も評価されており、2025年9月時点のGoogleレビューでは4.9という口コミ結果になっています。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

あんまり儲らないであろう安い物件でも、説明をきちんとしてくれます。

【一部引用：https://maps.app.goo.gl/6FZBSZ8TLMVp4E9L8】

空き家パスの静岡県の空き家買取ページはこちら

空き家買取くん

サービス名	空き家買取くん
会社名	株式会社WISH
住所	東京都中央区日本橋堀留町1-4-2 日本橋ノーススクエア9階
宅地建物取引業免許	東京都知事（2）第102145号

ゴミ屋敷や事故物件だけでなく、借地や底地といった資産価値が維持しにくい権利関係も買取に対応している会社です。

他社で断られた物件の買取実績もあり、様々なメディアで紹介されています。

お客様満足度も93%と非常に高いことから、候補に入れておきたい会社といえます。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

こちらの大変さを親身になって考えていただき、全て、現状のままで引き取ってくださいました。

【一部引用：https://maps.app.goo.gl/Kbgivae3q2mRYBHt9】

事故・訳あり物件買取センター

サービス名	事故・訳あり物件買取センター
会社名	株式会社雅家
住所	東京都台東区上野3丁目28-7　上野3丁目ビル5F
宅地建物取引業免許	国土交通大臣(1)第9946号

株式会社雅家が運営する事故物件売却サポートセンターには「年間相談実績3000件超」「累計買取件数4000件超」「お客様満足度96.2%」といった特徴があります。

HPでは利用した売主から多くのコメントが掲載されており、高評価の内容も少なくありません。

また、司法書士や土地家屋調査士だけでなく、弁護士や税理士とも提携しており多方面の相談に対応することができます。

無料査定は24時間365日受け付けていますので、気軽に相談できるという点も魅力だといえます。

HPには次のような口コミが掲載されていました。

売る時期なども考慮していただけて助かりました。

【一部引用：お客様の声】

株式会社フレキシブル

会社名	株式会社フレキシブル
住所	東京都台東区東上野1-15-3エムビルⅡ3階
宅地建物取引業免許	東京都知事(4)第83259号

事故物件や既存不適格物件でも積極的に買取しており、10年間で100棟以上買取している実績のある会社です。

全国対応しているため静岡県でも空き家を買取することができ、本社のある東京へ出向かなくても電話とメールで買取の手続きを進めることができます。

メールであれば24時間365日受け付けていますので、隙間時間に査定だけ打診しておくという人もいます。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

迅速かつ丁寧なご対応に大変感謝しております。

【一部引用：お客様の声】

テキカク不動産

サービス名	テキカク不動産
会社名	株式会社ふじわらホールディングス
住所	東京都港区虎ノ門5-3-21 AUBE虎ノ門
宅地建物取引業免許	東京都知事(1)第109938号

即日現金買取も可能なテキカク不動産は営業時間は夜10時までとなっており、仕事終わりに訪問査定を依頼することも可能です。

東京都に本社がありますが静岡県も全域が対応エリアとなっており、土日祝も対応できるというレスポンスの早さが強みとなっています。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

他社よりも高く買取してもらえましたので、満足しています。

【一部引用：お客様の声】

空き家を買取で売却するメリット5選

買取は空き家の処分に向いていることから、仲介ではなく買取によって空き家を処分する売主は多いです。

特に倒壊のリスクがある家や訳あり物件などは仲介で販売しにくく、買取を優先的に検討することをおすすめします。

この章では空き家を買取で売却するメリットについて、解説します。

解体や不用品の撤去をせずそのまま売却できる

築年数の古い空き家は建物の資産価値が低いため、仲介の場合は建物を解体して土地として販売するケースがあります。

また、中古住宅として販売する場合であっても家屋内の不用品は撤去する必要があります。

どちらの場合でも売主が費用を負担して対応しなければなりませんが、買取は解体も不用品撤去も不要で現況のまま引渡し可能です。

そのため売却の諸費用が少なくすみ、売主の手間もかからないという点がメリットです。

訳あり物件でも買い取ってもらえる

事件や事故、火災などが発生した物件は「訳あり物件」と呼ばれ、仲介で買い手を見つけることが難しい物件とされていますが、このような物件であっても買取業者は買い取ってくれます。

また訳あり物件以外にも再建築不可の土地や適法ではない物件、共有持分のみといった物件であっても業者によっては対応可能です。

このように売却が難しい物件でも処分できるのが、買取のメリットといえます。

契約不適合責任がない

雨漏りやシロアリ被害、重要な木部の腐食が引渡し後に発覚した場合、売主の責任で修繕するという責任があります。

この義務は契約不適合責任と呼ばれ、築年数の古い戸建てや管理されていない空き家を売却しようとしている売主にとっては大きなリスクといえます。

仲介の場合だと契約不適合責任は設定されるのが一般的ですが、買取の場合は買取業者が自ら家屋を修繕するため、免責で契約することができます。

そのため売主のリスクが低くなるというメリットがあり、買取が選ばれる理由といえます。

固定資産税や維持管理費の負担から解放される

不動産の所有者は固定資産税が課税され、エリアによっては都市計画税もかかります。

さらに草むしりや家屋の掃除といった手間もかかり、不動産が遠方にある場合は処分できる時期まで通い続けなければなりません。

こうした費用負担と手間は所有者の生活に大きな影響を及ぼすこともありますので、なるべく早く手放すことがポイントです。

買取業者は売りにくい物件でも積極的に対応してくれますので、まずは相談することをおすすめします。

特定空家に指定されるリスクから解放される

平成27年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され、自治体は倒壊のおそれがある空き家を「特定空家」に指定できるようになりました。

特定空家に対して自治体は管理の指示を所有者に対して勧告できるようになり、勧告や指導に従わない場合は行政代執行や固定資産税の優遇措置撤廃といった措置を講じることができます。

つまり、管理されていない空き家は所有しているだけで大きなリスクを抱えることになるといえ、買取業者や自治体の窓口に相談しながら対応を決めることが重要です。

【参考サイト：空家法とは】

空き家を買取で売却するデメリット

空き家を買取で売却する方法はスムーズに処分できるというメリットがありますが、デメリットもあるため注意が必要です。

この章では空き家を買取で売却するデメリットについて詳しく解説しますので、前述したメリットと合わせて参考にしてください。

仲介に比べると買取価格が安くなりやすい

不動産買取は買取した物件を修繕し、再販売して利益を得るビジネスですが、再販売価格は仲介の相場に合わせて設定されるのが一般的です。

つまり、買取価格は仲介の売却価格よりも安くなる傾向にあるといえ、デメリットといえます。

そのため売却益の使い道が決まっている売主は、どのくらい手元に残るのか慎重に確認しておく必要があります。

対応している不動産会社を見つけるのが難しい

不動産を買い取って再販売するためには不動産に対する豊富な知識と経験が必要となり、さらに地域の事情に精通していなければなりません。

知識不足や経験不足の不動産会社に買取の査定を依頼した場合、極端に安い査定額を提示されることもあります。

このような失敗を避けるためにも売主はなるべく多くの買取業者に査定を相談することが大切です。
この記事で紹介している、静岡県の空き家買取に対応している空き家買取業者の中から、いくつかの業者に見積もりを依頼して比較してみることをおすすめします。

静岡県の空き家相談窓口

この章では静岡県の空き家相談窓口を紹介します。

空き家の無料相談会（静岡県）

静岡県では空き家の無料相談会を実施しており、HPでスケジュールが公開されています。

またオンラインで参加することもでき、会場から遠方に住んでいる人でも利用可能です。

各会場の定員は20名となっていますので、早めに予約することをおすすめします。

【参考サイト：空き家等について｜静岡県公式ホームページ】

空き家なんでも相談窓口（静岡市）

静岡市は独自の相談窓口を設けており、空き家になる可能性や相続の方法など幅広く相談することができます。

HPの申込フォームから24時間受け付けていますので、隙間時間に申し込むことができます。

【参考サイト：空き家なんでも相談窓口】

あんしん建物相談室

静岡県宅地建物取引業協会は「あんしん建物相談室」を開設しており、一般的なアドバイスと必要に応じて協議会の専門家団体への紹介を行っています。

月曜から金曜の9時から17時までが受付時間となっていますので、問い合わせする際には注意が必要です。

【参考サイト：空き家バンクしずおか相談窓口】

まとめ

静岡県では多くの空き家がありますが、空き家の所有者は維持管理費がかかったり特定空家に指定されるなどのリスクを抱えることになります。

そのため有効活用する予定のない空き家や空き地は買取業者に買い取ってもらうのがおすすめですが、買取業者によって査定額や買取プランが異なりますので注意が必要です。

不動産買取を選ぶ際にはなるべく多くの買取業者を比較検討し、担当者の対応や口コミをチェックして信頼できる業者に依頼することが大切です。

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