山口県の空き家買取業者を比較！空き家買取のメリット・デメリットや相談先も紹介

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山口県は南北に海があり、さらに中央には鍾乳洞で有名な秋吉台があるなど、自然豊かな地域として有名です。

また新幹線やJR、中国自動車道、山陽自動車道などインフラも整備されており、本州と九州地方を結ぶ流通の拠点となっています。

そのため多くの企業が在庫用の倉庫を構えており、日本有数の工業地域でもあることから人口の流入が多い地域といえます。

このような理由から山口県は他の地域に比べて空き家の売却がしやすいとされていますが、築年数が経過している場合や山奥にある空き家は売れ残りやすく、悩んでいる所有者も多いです。

空き家は所有している間、所有者が管理の義務を負うことになり、費用と工数がかかってしまいます。

このことからも空き家の所有者はスムーズに空き家を処分する方法を知っておく必要があります。

特に、空き家の処分には不動産買取が向いています。

この記事では山口県を買取対応エリアとしているおすすめの買取業者を紹介します。

買取のメリットやデメリット、山口県で空き家について相談できる窓口についても解説しますので、空き家の所有者は参考にしてください。

山口県の空き家買取業者5選

この章では山口県に本社がある空き家の買取業者を5社、紹介します。

平和不動産株式会社

会社名	平和不動産株式会社
住所	山口市中央一丁目4-5 平和ビル
宅地建物取引業免許	山口県知事（4）3241

部屋や駐車場、倉庫の賃貸や土地の売却などを手掛けている平和不動産株式会社は空き家の買取を積極的に実施しており、HP上では多くの買取実績が公開されています。

山口県全域をサービス対応エリアとしており、空き家だけでなく空き地や田畑、山林、商業用ビル、アパートについても買い取っているようです。

問い合わせは夜間でも対応してくれるようですので、仕事終わりに相談できるという魅力がある会社です。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

とても迅速かつ真摯な対応をしていただき、こちらも満足いく結果となりました。
これからも何かあれば相談にのって頂けるということでとても安心しております。

【引用サイト：https://share.google/qC0sLhDQ4BVWWt8x3】

TAMURABUILDS

サービス名	TAMURABUILDS
会社名	株式会社田村ビルズ
住所	山口県山口市黒川400-1
宅地建物取引業免許	国土交通大臣（2）第9501号

大手フランチャイズチェーンのハウスドゥに加盟している株式会社田村ビルズですが不動産買取専門サイトを運営しており、年間査定件数が3,622件を超えています。

不動産仲介業も積極的に実施していることから販売力が高いといえ、高値買取を期待することができます。

最短3日で現金化できるという強みもありますので、とりあえず買取査定だけ依頼したい人にもおすすめです。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

社員の皆さんが明るく爽やかで、好印象でした。歴史のある会社なので、安心して不動産のことをお任せできました。

【引用サイト：https://share.google/Yjb1ujiq7qEYCoNAt】

株式会社東洋地所

会社名	株式会社東洋地所
住所	山口県岩国市山手町1丁目1番14号
宅地建物取引業免許	山口県知事(12)第1498号

50年以上の歴史がある東洋地所は岩国市を中心に不動産事業を展開しており、地域密着型の会社として有名です。

山口県全域を対応エリアとして空き家や空き地を買い取っており、経験豊富な担当者が対応してくれますので安心して任せることができます。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

他の不動産会社さんと比べても、特に動きがシャープで迅速です。
安心して「お願い」ができます。

【引用サイト：https://share.google/1R406FM5GiHlZfgob】

株式会社東武住販

会社名	株式会社東武住販
住所	山口県下関市岬之町11番46号
宅地建物取引業免許	国土交通大臣 (7) 第5407号

40年以上事業実績がある会社で、山口市内を中心に20店舗拠点があります。

取引実績もトータルで21,000件を超えており、不動産買取の相談も多いことからノウハウが多い会社だといえます。

金額とスケジュールがまとまれば2週間以内にお支払い可能という強みがありますので、なるべく早く空き家を処分したい人は相談することをおすすめします。

また、一定期間仲介で販売した後に買い取ってもらうという方法も可能です。

株式会社アライブ

会社名	株式会社アライブ
住所	山口県山口市平井688-2
宅地建物取引業免許	山口県知事（4）第3220号

山口市を中心に空き家や相続の相談について対応しており、これから空き家の売却・買取を検討中の方に向いています。

また、仲介と買取のどちらにも強みがあり、買取保証付きの仲介も可能です。

地域密着型でデータに頼らない現実的な査定をしてくれますので、納得のいく売却を目指したい人におすすめの会社です。

山口県に対応している空き家買取業社5選

山口県では買取の需要が多いことから、県外に本社があっても対応エリアに含めている買取業者もあります。

この章では山口県で買取サービスを展開している県外の買取業者を5社、紹介します。

空き家パス

サービス名	空き家パス
会社名	株式会社ウィントランス
住所	東京都渋谷区代々木一丁目53番4号田尻ビル3F
宅地建物取引業免許	東京都知事(2)第102329号

空き家パスは全国対応ですので山口県のどこに空き家があっても買取可能で、電話やメール、LINEなど様々な問い合わせ方法で受け付けているという特徴があります。

また全国で買取実績があるため空き家買取のノウハウを多く保有しており、訳あり物件や事故物件、再建築不可といった他社では対応できない物件の買取実績もあります。

これ以外にも現地査定時に売主が立会う必要もないという点も評価されており、2025年12月時点のGoogleレビューでは4.9という口コミ結果になっています。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

いろいろな不動産会社とコンタクトをとったのですがいちばん対応、条件がよかったです。
こちらの事情もいろいろと汲んでいただき、本当にウィントランスさんに出会えてよかったです。
ありがとうございました。
同じように悩んでる方がいらっしゃったら、ウィントランスさん、お勧めです！

【引用サイト：https://maps.app.goo.gl/EpjacXXqmcpLpfd39】

訳あり物件買取ナビ

サービス名	訳あり物件買取ナビ
会社名	株式会社AlbaLink
住所	東京都江東区木場二丁目17番16号BESIDE KIBA3階
宅地建物取引業免許	国土交通大臣（1）第10112号

株式会社AlbaLinkは全国展開している大手不動産買取会社となっており、年間20,000件超の相談実績があります。

事故物件や再建築不可物件、共有持分、底地・借地など仲介では売却できない物件でも積極的に対応しており、最短30秒で査定依頼ができるという点も魅力です。

弁護士や司法書士などの士業とも提携していますので、売却にかかわる対応を全て任せられるという強みがあります。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

親切丁寧に説明してもらえて気持ちが楽になった

【引用サイト：お客様の声】

空き家買取専門｜やまぐち空家買取センター

サービス名	空き家買取専門｜やまぐち空家買取センター
会社名	一德株式会社
住所	福岡県福岡市中央区天神3丁目6-24 スコーレ第二天神201号室
宅地建物取引業免許	福岡県知事(1)第21061号

福岡県に本社がある一徳株式会社は山口県でも買取事業を展開しており、山口市と防府市がメインエリアとなっています。

電話だけでなくLINEやHPから査定を無料で依頼することができますので、平日の隙間時間に依頼して週末にゆっくり査定額をチェックすることも可能です。

再建築不可・雨漏り・ゴミ屋敷・相続未登記物件など仲介で売却しにくい物件でも積極的に査定対応してくれますので、山口市と防府市に空き家がある人におすすめの会社です。

テキカク不動産

サービス名	テキカク不動産
会社名	株式会社ふじわらホールディングス
住所	東京都港区虎ノ門5-3-21 AUBE虎ノ門
宅地建物取引業免許	東京都知事(1)第109938号

即日現金買取も可能なテキカク不動産は営業時間は21時までとなっており、仕事終わりに訪問査定を依頼することも可能です。

東京都に本社がありますが山口県も全域が対応エリアとなっており、土日祝も対応できるというレスポンスの早さが強みとなっています。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

担当の方が親切で早く、スムーズに売却することができました。

【引用サイト：お客様の声】

事故・訳あり物件買取センター

サービス名	事故・訳あり物件買取センター
会社名	株式会社雅家
住所	東京都台東区上野3丁目28-7　上野3丁目ビル5F
宅地建物取引業免許	国土交通大臣(1)第9946号

株式会社雅家が運営する事故物件売却サポートセンターには「年間相談実績3000件超」「累計買取件数4000件超」「お客様満足度96.2%」といった特徴があります。

HPでは利用した売主から多くのコメントが掲載されており、高評価の内容も少なくありません。

また、司法書士や土地家屋調査士だけでなく、弁護士や税理士とも提携しており多方面の相談に対応することができます。

無料査定は24時間365日受け付けていますので、気軽に相談できるという点も魅力だといえます。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

35年前にこの家を買ったときには、この様な説明を受けてはいませんでした。
まさか再建築ができない事など私も妻も、知りませんでした。
大手不動産会社に相談したところ、買取ができないと言われ近所の不動産会社に聞いてみても同様のお話でした。
インターネットで雅家様を知り、ご相談してみたら他府県にも関わらず素早く対応していただきました。
売却ができないと言われることも予測していましたが、すぐに査定していただき金額のご提示もいただきました。
金額も満足いく金額でしたのでお取引させていただきました。
お家を引き渡すときに必要な手続きも、担者の方が丁寧にご説明いただき安心してお渡しできました。

【引用サイト：お客様の声】

空き家を買取で売却するメリット5選

不動産は家屋の状態や立地が早期売却に大きく影響するため、長期間放置されている空き家などは買い手が見つかりにくい傾向にあります。

そのため空き家の処分は仲介よりも買取の方が向いているケースが多いです。

この章では空き家を買取で売却するメリットについて、解説します。

解体や不用品の撤去をせずそのまま売却できる

仲介の場合、買い手が見つかりやすいように家屋を解体したり確定測量をして引き渡すことも多いですが、解体費や測量費がかかってしまいます。

また、家屋内に不用品が多いと購入を躊躇する原因になってしまいますので、空き家を中古戸建として販売するのであれば事前に不用品を処分しておく必要があります。

その点、買取であれば家屋の解体や不用品の撤去、測量などを行うことなく引き渡しできるため、売却の諸費用を減らすことができます。

これ以外にも買取は不動産会社が直接買主となるため仲介手数料がかからないという点も、大きなメリットです。

訳あり物件でも買い取ってもらえる

過去に火災や事件、事故などが発生した物件は事故物件となり、販売する際には買い手に告知する必要があります。

このような物件は買い手から避けられることが多く、仲介でスムーズに売却することは難しいといえます。

また、事故物件でなくてもガケに隣接していたり前面道路や間口が狭く、再建築ができない物件などは不動産の資産価値が低く、金融機関によっては融資を断られるケースも少なくありません。

こうした「訳あり物件」は空き家の状態が良くても売れ残ってしまうため悩んでいる所有者も多いですが、業者によってはこうした物件であっても積極的に買い取ってくれることがあります。

そのため、仲介で売却することが難しいと分かっている物件は最初から買取を選ぶことをおすすめします。

契約不適合責任がない

民法では「契約不適合責任」という考え方があり、取引の目的を達成できなかった場合に売主が買主に対して負う責任のことです。

たとえば購入した空き家にシロアリや雨漏りの被害が確認できた場合、買主は安心して生活できなくなってしまいます。

そこで売主は契約で定められた期間内に契約不適合が発生した場合、補修などの対応をしなければなりません。

つまり、築年数が経過している空き家の売買は引き渡し後であっても売主にとって大きなリスクを伴うといえ、売却を躊躇することも少なくありません。

その点、買取は買取業者が修繕するため契約不適合を免責にして取引することができ、売主のリスクを軽減できるという意味で大きなメリットといえます。

固定資産税や維持管理費の負担から解放される

固定資産税や都市計画税といった税金は、不動産を所有している間支払い続けることになります。

そのため賃貸に出すなどの活用をしていない空き家は支出だけを生み出すことになり、生活を圧迫する原因にもなりかねません。

活用していない空き家は所有期間に応じてトータルコストが増え続けてしまうことから、できるだけ早く買取業者に査定を依頼し、処分について検討することが大切です。

特定空家に指定されるリスクから解放される

平成27年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され、自治体は特定空家の所有者に対して管理の是正や指導を行えるようになりました。

特定空家は倒壊の恐れがある空き家のことで、所有者が従わない場合、固定資産税の税制優遇撤廃や行政代執行による解体といった措置を講じられます。

つまり、空き家を放置しておくことで大きな損失を被る可能性があるといえ、空き家の所有者は適切に管理するか売却するのかを早急に決める必要があるといえます。

【参考サイト：空家法とは】

空き家を買取で売却するデメリット

空き家は所有しているだけで様々なリスクを抱えてしまうため、スピーディーに処分できる買取を選ぶ所有者は多いです。

しかし買取は仲介にはないデメリットもあり、所有者の事情によってはおすすめできないケースもありますので注意が必要です。

この章では空き家を買取で売却するデメリットについて、解説します。

仲介に比べると買取価格が安くなりやすい

仲介の場合、不動産会社から提示された査定額をベースに売主が売却価格と売却条件を設定し、不動産ポータルサイトや紙媒体を通じて買主を探すことになります。

査定額は近隣物件の成約事例に近いことから相場に近い価格となるため、売却価格も査定額と価格帯を合わせるケースが多いです。

一方、買取業者は物件を買い取った後に再販売しますが、再販売価格も仲介の相場に近い価格帯で設定されます。

こうした仕組みから買取額は仲介よりも低く設定される傾向があり、買取の手残り額は仲介でイメージする額よりも少なくなりやすいという点が、デメリットです。

また、買取額は買取業者によっても大きく変動するという点についても注意しなければなりません。

対応している不動産会社を見つけるのが難しい

不動産買取は物件を買い取った後に修繕し、再販売によって利益を得るビジネスです。

そのため買取業者は再販売可能な価格を見極める経験など、様々なノウハウが必要となります。

買取業務に不慣れな業者だと極端に安い買取額になってしまうこともありますので、注意しなければなりません。

なるべく高く、良い条件で買い取ってもらうためには買取業者選びが重要となることから、業者選びに時間がかかってしまうという点もデメリットといえます。

山口県の空き家相談窓口

この章では山口県の空き家相談窓口を紹介します。

山口空き家相談センター（山口県周南市・下松市・光市）

経験豊富な行政書士が中心になって、空き家全般のトラブルに対応してくれる窓口です。

HPでは空き家の現状や活用方法、トラブル事例などが公開されており、空き家の所有者であれば確認しておきたい情報といえます。

電話での問い合わせは日祭日を除く9時から18時となっていますが、HP上の専用フォームからであれば24時間受け付けているようです。

【参考サイト：山口空き家相談センター（山口県周南市・下松市・光市）】

山口県空き家ポータルサイト

山口県空き家ポータルサイトでは空き家の利活用や山口県が抱える空き家問題についてなど幅広く情報展開しており、不定期にトークイベントも開催しているようです。

空き家の除却に関する補助金制度など、所有者にとって有益な情報を簡単に調べることができますので、チェックしておきたいサイトといえます。

【参考サイト：山口県空き家ポータルサイト】

山口県宅地建物取引業協会

山口県宅地建物取引業協会では空き家に関する相談をお受けする電話窓口を設けており、空き家の管理方法や活用方法、処分方法についてアドバイスを受けることができます。

また、宅建協会は不動産会社を取りまとめている組織でもありますので、買取業者とのトラブルについても相談可能です。

不動産知識がない人にも丁寧に対応してくれますので、これから空き家を所有する予定がある人にも向いている窓口といえます。

【参考サイト：公益社団法人山口県宅地建物取引業協会】

まとめ

山口県では多くの空き家が公開されており毎日取引が行われていますが、家屋の状態や立地に問題があるため売れ残ってしまっている空き家も少なくありません。

空き家は所有しているだけで維持費がかかり、管理せずに放置していると多くのリスクを抱えることになります。

そのため有効活用する予定のない空き家は買取によってなるべく早く手放してしまうのがポイントですが、買取業者によって買取額や対応が異なるため注意が必要です。

買取で失敗しないためにも買取実績や口コミを事前に調べ、安心して任せられる業者を選ぶことが大切です。

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