山梨県では活用されていない戸建や土地の売却を考えている所有者は多いですが、すぐに売却できないケースも少なくありません。

物件によっては仲介業者に査定を依頼しても査定額が低かったり販売を断られることもあり、処分できない悩みを抱えている人もいます。

このような状態の不動産を売却する方法として「不動産買取」があり、確実に処分できる方法としておすすめです。

この記事では山梨県で買取に対応している業者を紹介します。

不動産売却を検討している方は参考にしてください。

山梨県の空き家買取業者5選

この章では山梨県に本社がある空き家の買取業者を5社、紹介します。

株式会社共同開発

会社名株式会社共同開発
住所山梨県甲府市飯田1丁目2-1
宅地建物取引業免許山梨県知事免許(12)第994号

60年以上の歴史がある株式会社共同開発は山梨県を中心に買取事業を展開しており、空き家や空き地管理についても実績が多い会社です。

多くの売主に選ばれていますので、信頼できる会社だといえます。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

売却まで、あっという間でしたが、不慣れな私たちにわかりやすく説明してくださり、的確なアドバイスもいただき本当に助かりました。

【一部引用:売却成功事例・お客様の声|山梨県甲斐市・甲府市・笛吹市で不動産売却をご検討中なら株式会社共同開発へ

山梨不動産売却相談窓口

サービス名山梨不動産売却相談窓口
会社名株式会社ライフ・イノベーション
住所山梨県甲府市池田1丁目10-18
宅地建物取引業免許山梨県知事免許(2)第2413号

売買仲介や賃貸仲介、買取など様々な事業を展開している株式会社ライフ・イノベーションは、山梨県の空き家を積極的に買取しています。

残置物の撤去や草むしりをすることなく買取してくれますので、手間をかけることなく売却したい人に向いています。

電話対応は22時まで受付していますので、仕事終わりに相談する人も多いようです

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

最後までしっかりと対応してくださり、安心しました。

【一部引用:お客様の声一覧 | 不動産のことなら株式会社ライフイノベーション

株式会社ビルドトラスト山梨支店

会社名株式会社ビルドトラスト山梨支店
住所山梨県中巨摩郡昭和町西条495-4
宅地建物取引業免許国土交通大臣 (1) 第10084号

山梨県を中心として活動している株式会社ビルドトラストは山梨県の移住者をサポートしており、積極的に移住者を受け入れる空き家を買取しています。

地域密着型の提案が得意な不動産会社のため、空き家を有効活用して欲しい人に人気があります。

HPには次のような口コミが掲載されていました。

相続した春日居町の土地を売却することにいたしました。分からないことが多く大変でしたが、担当の方には親身に相談にのっていただきスムーズに話が進みました。

【引用サイト:笛吹市 Y様|甲府市周辺の不動産売却|株式会社 ビルドトラスト 山梨支店

株式会社クローバー

会社名株式会社クローバー
住所山梨県甲府市富竹1丁目9-13(2階)
宅地建物取引業免許山梨県知事(2)第2447号

株式会社クローバーは買取した物件をHP上で販売しており、売却した不動産がどのように活用されているのかを確認することができます。

買取の査定も専用の申込フォームに入力するだけで依頼できますので、査定額のみ知りたい人におすすめです。

有限会社竜王土地

会社名有限会社竜王土地
住所山梨県甲斐市篠原2845-4
宅地建物取引業免許山梨県知事免許(13)第850号

65年以上の歴史がある有限会社竜王土地は倉庫や山林など買取が難しい物件も取り扱っており、買取実績数が非常に多い会社です。

長年山梨県で買取をしているという点も、安心して任せられるポイントといえます。

山梨県に対応している空き家買取業社5選

山梨県では買取の需要が多いことから、県外に本社があっても対応エリアにしている買取業者もあります。

この章では山梨県で買取サービスを展開している県外の買取業者を5社、紹介します。

空き家パス

サービス名空き家パス
会社名株式会社ウィントランス
住所東京都渋谷区代々木一丁目53番4号 田尻ビル3F
宅地建物取引業免許東京都知事(2)第102329号

空き家パスは全国対応ですので山梨県のどこに空き家があっても買取可能となっており、電話やメール、LINEなど様々な問い合わせ方法で受け付けているという特徴があります。

また全国で買取実績があるため空き家買取のノウハウを多く保有しており、訳あり物件や事故物件、再建築不可といった他の買取業者では買取不可だった物件も買取が可能な場合もあります。

これ以外にも現地査定時に売主が立会う必要もないという点も評価されており、2025年7月時点のGoogleレビューでは4.9という口コミ結果になっています。

Googleには次のような口コミが掲載されていました。

手放す実家の対応をしていただきました。手放すにあたり、複数の会社から見積もりを取ったのですが、理由の説明など電話やLINEなどレスポンスが早く、また担当者のFさんがとても丁寧で信頼できるということで決めました。手続き中も進捗状況の報告の連絡がこまめにくるため不安なく待つことが出来ました。

こちらの小さな相談にも乗っていただいたり、また雪などの状況による引き渡しのタイミングなど柔軟に対応していただきました。空き家パスさんを選んで本当に良かったと思っています。

【一部引用:https://g.co/kgs/BtjB4As

空き家買取くん

サービス名空き家買取くん
会社名株式会社WISH
住所東京都中央区日本橋堀留町1-4-2 日本橋ノーススクエア9階
宅地建物取引業免許東京都知事(2)第102145号

ゴミ屋敷や事故物件だけでなく、借地や底地といった資産価値が維持しにくい権利関係も買取に対応している会社です。

他社で断られた物件の買取実績もあり、様々なメディアで紹介されています。

お客様満足度も93%と非常に高いことから、候補に入れておきたい会社といえます。

テキカク不動産

サービス名テキカク不動産
会社名株式会社 ふじわらホールディングス
住所東京都港区虎ノ門5-3-21 AUBE虎ノ門
宅地建物取引業免許東京都知事(1)109938

即日現金買取も可能なテキカク不動産は営業時間は夜10時までとなっており、仕事終わりに訪問査定を依頼することも可能です。

東京都に本社がありますが山梨県も全域が対応エリアとなっており、土日祝も対応できるというレスポンスの早さが強みとなっています。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

古い住宅を店舗として活用する予定でしたが、建物が大きく傾いていることが後から判明。安全性に問題があり、そのまま使うことは不可能。修繕にも莫大な費用がかかるという状態。不動産会社数社に相談しましたが、どこも難色を示す中、こちらの買取専門業者さんだけは話の段階から違いました。建物の状況や構造の問題点を的確に分析し、「再活用は難しいですが、土地としての価値を活かせます」と即座に方向性を提示。

現場調査から価格の提示、契約までがとにかく早く、しかも想定より高い価格で買い取っていただけて、感謝しかありません。

【引用サイト:お客様の声

株式会社AlbaLink

サービス名訳あり物件買取プロ
会社名株式会社AlbaLink
住所東京都江東区木場二丁目17番16号BESIDE KIBA3階
宅地建物取引業免許国土交通大臣(1)第10112号

株式会社AlbaLinkは全国展開している大手不動産買取会社であり、年間3000件の相談実績があります。

事故物件や再建築不可物件など仲介では売却できない物件でも積極的に買取しており、最短12時間で査定額を回答してくれるという点も魅力です。

弁護士や司法書士などの士業とも提携していますので、売却にかかわる対応を全て任せられるという強みがあります。

HPでは次のような口コミが掲載されていました。

売却は無理だろうと考えていたので、本当に驚いております

【引用サイト:お客様の声

アキサポ

サービス名アキサポ
会社名株式会社ジェクトワン
住所東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号渋谷アクシュ21F
宅地建物取引業免許国土交通大臣(1)第10160号

テレビ東京の「ガイアの夜明け」など様々なテレビ番組で紹介されているアキサポはHP上で買取事例をチェックすることができ、査定をしなくてもどのくらいの買取金額になるのか確認できるケースもあります。

Googleの口コミは2025年7月時点で10件と少ないですが総合評価は3.2となっており、満足している売主が多いことが分かります。

様々なセミナーを開催している、これから不動産売却を予定していて情報収集したい人でも利用できるサービスです。

Googleでは次のような口コミが掲載されていました。

父が急逝して急に空き家となった実家の処遇に困って藁にも縋る思いで相談させていただきました。補修とリフォームが必要だった状態でしたが、丁寧に聞き取りをしてくださり、とても細やかに対応いただき、全く不安もありませんでした。

【一部引用:https://g.co/kgs/7Cnc1sv

空き家を買取で売却するメリット5選

築年数の古い一戸建てやマンションは耐久性や耐震性が低く、買主にとってリスクのある不動産といえます。

そのため仲介で売却することは難しいとされていますが、買取はこのような物件であっても処分できるという特徴があります。

この章では空き家を買取で売却するメリットについて、解説します。

解体や不用品の撤去をせずそのまま売却できる

建物を解体したり家屋内の不用品を撤去する費用は一般的に売主の負担となりますが、買取は現況のまま引き渡すことができますので費用を削減することができます。

築年数の古い一戸建てはアスベストが含有されている可能性があり、解体費用が数百万単位で高くなるケースもあります。

そのため、なるべく売主負担での解体を避けて現況渡しとするのがポイントです。

また、買取は解体費用や不用品撤去費用だけでなく仲介手数料も不要となるため、諸費用の削減と手間がかからないという点がメリットといえます。

訳あり物件でも買い取ってもらえる

事件や事故が発生した事故物件や再建築ができない物件は「訳あり物件」と呼ばれ、仲介で売却することは難しい物件です。

買取業者はこのような物件であっても買取を行い、付加価値を付けて再販売することができます。

そのため、販売が長期化している物件はなるべく早い段階で買取を検討することが大切です。

契約不適合責任がない

家屋の雨漏りやシロアリ被害は契約不適合責任の対象となり、売主が費用を負担して修繕する必要がありますが、買取は契約不適合責任を免責にすることができます。

なぜなら買取業者は物件を買い取った後に自らリフォームやリノベーションを実施し、問題箇所を修復するからです。

このように物件を決済した後のリスクを減らすことができるという点も、買取のメリットとなります。

固定資産税や維持管理費の負担から解放される

固定資産税や都市計画税、マンションの管理修繕費などは不動産を所有している間支払い続けることになるランニングコストです。

この負担は遠方の実家を相続するなど有効活用できない不動産であっても発生するため、ストレスの原因になっている所有者も多いです。

このように不動産の維持費で悩んでいる場合は場合は買取業者に査定を依頼し、少しでも早く処分することをおすすめします。

特定空家に指定されるリスクから解放される

平成26年に制定された空家等対策の推進に関する特別措置法によって、自治体は倒壊のおそれ等がある空き家を「特定空家」に認定し、所有者に対して管理の指導や勧告を行えるようになりました。

この法律により特定空家の所有者は空き家を適切に管理しなければならなくなり、従わなければ家屋の強制解体や固定資産税の優遇措置撤廃といったペナルティを受けることになります。

このことからも有効活用していない空き家は所有しているだけでリスクを抱えることになるといえ、不動産買取はこのような空き家であってもスムーズに処分できるという点がメリットです。

【参考サイト:空家法とは

空き家を買取で売却するデメリット

倒壊の恐れがある戸建てやゴミ屋敷でも処分できるという不動産買取ですが、メリットだけでなくデメリットもありますので注意が必要です。

この章では買取のデメリットについて解説しますので、前述したメリットと合わせて確認してください。

仲介に比べると買取価格が安くなりやすい

買取による売却価格は仲介の査定価格よりも安くなり、仲介の価格帯で空き家を売却したいと考えている人にとっては大きなデメリットです。

このような価格差が発生する理由として「再販売時の価格帯」があり、買取業者は再販売価格を仲介の相場付近に設定することになります。

そのため買取は仲介よりも売却価格が低くなってしまいますので、注意すべきポイントです。

対応している不動産会社を見つけるのが難しい

買取は再販売できる状態に修繕し、さらに売却可能な価格で設定する知識と経験が必須のビジネスです。

そのため不動産の売却実績が豊富な不動産会社でしか対応できないこともあり、会社によっては買取の査定に対応していない場合もあります。

また全国対応している会社でなければサポートエリア外というケースもあり、会社の所在地も重要です。

このように、不動産買取には対応している不動産会社をピックアップし、選定する時間がかかるというデメリットがあります。

山梨県の空き家相談窓口

山梨県では空き家の相談窓口が公開されており、無料で利用できるサービスも多いです。

この章では代表的な相談窓口を紹介しますので、チェックしてください。

各市町村の空き家相談窓口

各市町村では空き家に関する相談窓口を設けており、不動産会社や司法書士と連携している自治体もあります。

利用の回数制限などはなく受付時間内であれば何度でも相談できますので、おすすめの窓口です。

専門家の相談窓口

不動産会社や司法書士事務所など、空き家の処分や税金関係について相談できる窓口もあります。

特に不動産会社は空き家の売却や管理だけでなくトラブルの解決方法についても相談できますので、まずは不動産会社に相談する人が多いです。

山梨空き家相談センター

宅建業者でもある山梨空き家相談センターは遺品整理や生前贈与についても相談を受付しており、気軽に相談できる窓口となっています。

定休日は土日祝となっていますので、平日に問い合わせることをおすすめします。

【参考サイト:山梨空き家相談センター

まとめ

空き家をスムーズに売却するためには安心して任せられる買取業者に依頼する必要があり、そのためにも対応エリアやサービス、口コミの内容についてしっかり調べることが大切です。

また不動産買取にはメリットだけでなくデメリットもあり、自分に合った売却方法なのかあらかじめ知っておく必要もあります。

そのため空き家の処分や活用方法で困った場合はなるべく早く不動産会社に相談し、最適な方法についてアドバイスを受けることがおすすめです。

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