レオパレスの壁が薄いとネットで話題に。界壁との関係は?
ガイアの夜明けで3度に渡って取り上げられているレオパレス21。
これまで取り上げられていた内容は、サブリース解消の件と界壁の不備の件でした。
ただ、これとは全く別で「壁が薄い」とネット上では噂されることが多かったです。
今回はその噂の真相を見ていきたいと思います。
レオパレスの壁が薄いという噂はだいぶ前から?
レオパレスのアパートには、築20年を超えて30年近くなる物件もたくさんあります。
壁が薄いという話が本当だったとしたら、ずいぶんと昔からその話があったのかもしれません。
真偽は分かりませんが、実際にネット上では次のような投稿がたくさんありました。
レオパレスといえば、前の仕事で住んでいたので思い出がある。
壁が薄い為か隣人の携帯のバイブ音で起きたり、引越しした後にフローリングをベコベコに張り直した代金の請求がきて「なんでリニューアルしたのに俺に請求来るんだよ!施工した会社に言えよ!」とキレたり…
…て、ロクな思い出がねえな!— “DIE”suke (@eroerorocknroll) 2019年2月10日
しかし、レオパレスの壁が薄いとか音が漏れるとか、
ずっと前からツイッターで囁かれていたよね。
だから今更何言ってんだと思ってた。— 逍遥亭有楽斎 (@syouyoutei) 2019年2月9日
6年前
契約後に友達に言われたえっ?レオパレス?壁薄いで
そんな事ないやろと思ってたけど4年住んでた娘が言う
洗濯機 テレビ トイレ
話し声が聞こえるのも本当で一番嫌だったのは雨音がうるさかった事と施行不良は1996年から2001年と新聞に載ってるけど新築物件だった
レオパレス終わるかも…
— こはく (@XYZkk55) 2019年2月8日
レオパレスに住んでたことあるから分かるけどまじで壁が薄い
テレビの音声普通に聞こえるし話し声も普通に聞こえるからプライベートなんてほとんどないと思った方がいい— ♨️ていゆ♨️ (@KanzakiTei) 2019年2月7日
かなり多くの人が、レオパレスのアパートの壁が薄いと思っているようです。
すべての物件ではないでしょうが、レオパレス施工の物件の中には壁が薄いと考えた方がいいものが多そうですね。
ガイアの夜明けでも話題の「界壁」との関係は?
界壁について調べてみると、次のような結果がありました。
マンション・アパートなどの各住戸の間を区切る壁。建築基準法上、共同住宅などの戸境壁は、遮音上問題となるすきまのない構造にすると共に、耐火構造または準耐火構造または防火構造とし、小屋裏または天井裏に達するように設けなければならないとされている。
参照:コトバンク
また、レオパレスの公式HPでは下記のような記述がありました。
界壁は、「防火」「遮音」について建築基準法等、関係法令の技術的基準に基づく性能を満たし、小屋裏・天井裏まで達するように設ける必要があります。
遮音の性能を持つ界壁に不備があったということなので、「壁が薄くて音が漏れる」というネット上の噂は、確かなものである可能性が極めて高いと考えられます。
2019年2月に新たに発覚した問題とは?
レオパレス公式HPのプレスリリースによると、次のような記述がありました。
界壁に、設計図書上では断熱材としてグラスウールが施工されるものと記載されているにもかかわらず、実際には、発泡ウレタンが施工されており、建築基準法の規定により共同住宅の界壁に求められている遮音性の基準値を満たしていない可能性があることを確認致しました。なお、ここでいう、発泡ウレタンの施工とは壁体内断熱材として発泡ウレタンが充填されたパネル(以下「本パネル」という)が使用されていることをいいます。
つまり、界壁に使用いている断熱材の素材が設計図と違うということです。
この「グラスウール」と「発泡ウレタン」の違いによって遮音性が異なるのでしょうか?
「遮音性の基準値を満たしていない」と記載がありますので、素材によって音の漏れが異なる可能性があるということが読み取れます。
まとめ
レオパレスの公式HPにも遮音性の問題について言及していることから、壁が薄くて音が漏れるという噂は本当である可能性が高いです。
果たして遮音性がどの程度改善されるのかは分かりませんが、早く界壁補修の工事が進めばと思います。